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搾乳育児戦記 げ燭任海海泙杷困鵑世というと

なぜあっさりミルクにせず、何でハゲそうになるまで悩み、母乳にしがみついて搾乳育児の修行に突入していったかというと……。理由は、息子が未熟児でプラス早生まれだったからだ。

 

そもそも最初は、あっけらかんと「ミルクでも母乳でもどっちでもいいや」と思っていた。一つは日本製のミルクの品質を漠然と信じていたというのがある。あとは、何となく「母乳はそんなに出るわけないな」と思っていたから。なぜなら自分の体をポンコツだと思っていたから。

 

今回の妊娠でも、元々不妊治療からスタートしたというのもあり。科学技術に頼らなければ子どもが産めない、江戸時代とかだったら到底出産は望めなかったレベルの体なんだなあと、悲観的にではなく認識していたし、案の定、妊娠の過程でもあらゆることが起きた。まず、子宮頸管は例によって短くてマクドナルド手術を受けたでしょう?そして子どもの発達不全で医科大に緊急入院。最終的には妊娠高血圧症になって実質死ぬ寸前で帝王切開。あとは、妊娠出産の本に書いてある「妊娠するとこういうことになるケースがあるよ!」という例はもれなく経験したと思う。運動が大嫌いで全くスポーツをせず、健康に注意したこともなく享楽的に人生を送ってきたツケがここにきて回ってきたという感じ。ノースリーブから出る二の腕の細さでここまで戦ってきた自負も、いざこうやって体で勝負するフェーズに来ると全く役に立たなくなった。だから出産前、看護師さんに母乳やミルクへの考え方を聞かれた時も、「出たらあげるし出なかったらミルクにします」と軽く答えていたのだ。

 

しかし、生まれてみると事情が事情でそういうわけにもいかなくなった。Kokiは早生まれだ。早生まれは体力的に劣る。プロスポーツ選手を生まれ月で見ると、サッカーや野球といったいわゆる人気スポーツは、明確な比例直線を描いて早生まれの方が不利だ。学力も、最終学歴が四大卒である確率は、3月生まれより4月生まれの方が2%高い。もちろん例外もものすごくたくさんあるけど、私は雑誌の「早生まれ遅生まれ特集」を読んで目の前が真っ暗になった。つまり早生まれは一般的に体力でも知力でも劣るのだ。小学校低学年で、みんなが分かっている計算が分からずに泣きそうになっているKokiの姿が目に浮かんだ。リレーで最下位になり、体格の大きい子たちの後ろから、小さい体で一生懸命走ってくる姿もリアルに想像してしまった。何よりも、Kokiが集団の中で劣等感を抱いてしまい、自分の可能性にチャレンジする勇気を失う可能性が怖かった。そして更に、早生まれというだけでなく、Kokiは未熟児なのだ。そして、本来4月末だった出産予定日が3月に早まったのも、私が妊娠高血圧症になった為だ。未熟児になったのも、仕事をやりすぎて体に負担をかけたからだ。つまり全ては私のせいなのだ。 ……と当時はぐるぐる負のスパイラルに陥っていた。そんな中で、「ミルクは母乳よりIQが低くなる」という情報を得たら、泣きそうになりながら母乳にすがりつくでしょう?

 

でも今は、考え方が変わった。Kokiが生を謳歌しているからだ。現在7ヶ月の息子は、毎日それはもう楽しそうに人生を送っている。くるくる寝返りをしたり、どんどん新しいことにチャレンジしたり、何よりもいっぱい笑って様々な表情を見せている。そんな彼に「早生まれだから可哀相」と言うのは場違いで、物凄く失礼な気がするからだ。もちろん体力的にも知力的にもサポートが必要かもしれないとは思っているけれど、それってKokiがどんな子でも親としてすることだしな。そしてそれが楽しみでもらる。そして、同じ雑誌を今読んでも、いかに自分が以前は負の情報しか拾っていなかったのかに気付く。AERAwithBabyにはちゃんと「影響力が最も大きいのは遺伝、次が環境、生まれ月の影響はもっとも小さい」「ワールドカップ日本代表選手は、生まれ月に全く差が無い」とかプラスの情報も同じくらい書いてあるのに、そこは読まずにマイナスの記事だけを頭に刷りこんでいた。……同じものを見ていても、人間は自分が得たい情報しか見ないものなのだな。もし出来ないことやつまずいたりすることがあったら、気付いてあげてサポートすればいいし、他と比較せずにKokiの成長だけを見てほめてあげればいい。大体自分は他の子の成長には興味が無いんだし。あとは、6ヶ月経って小さいながらも体が大きくなってきたのがでかい。退院したての「いつ呼吸が止まるんじゃないか」「いつ大きい障害が分かるんじゃないか」つまり「いつ死んじゃうんじゃないか」というレベルを越えて、今は何となく多分このまま大きくなってくれるんじゃないかとうっすら感じ始められるようになった。だから搾乳からミルクに切り替えてもメンタル的に負担を感じなくなったのだ。

 

 

搾乳育児戦記 J貽vs.ミルク

果てしない論争である。

出産するまで、世の中にこんなバチバチとした戦いがあるなんて知らなかった。

しかし、両派閥とも自分の意見を強硬に主張してる割には、「じゃあなんでそう言えるわけ?」という根拠が全然ない。科学的な根拠が全然ない。頭がハゲるほど悩んだ私が参考にしたのは、下の3つの研究。

 

1. 2013年の、ボストン小児病院のチームによる研究 「母乳飲ませた方がIQが高くなる」
米医師会が発行する医学誌「JAMA Pediatrics(小児科学)」に2013年29日掲載された論文。1999年から2010年まで、1312人の母子を。1歳の誕生日を迎えた時点でどのくらい多くの子どもが母乳を飲み続けているかを調べ、その後、3歳と7歳になった時に知能検査を実施した。3歳のときに言語の発達について調べたところ、誕生から1年後に母乳を飲み続けていた子ども(母乳群)のスコアは、粉ミルクで育った子ども(粉ミルク群)のそれを上回った。つまり、母乳群は何を言われているかを粉ミルク群より理解していたということだ。7歳児に行った言語性検査と非言語性検査でも母乳群のスコアの方が高かった。更に、3歳児の検査では、母乳育児の期間が1カ月増えるにつれて、IQのスコアが平均0.21ポイント上がっていた。また7歳児の検査では、母乳育児の期間が1カ月増えるにつれて、言語性のIQが0.35ポイント、非言語性のIQが0.29ポイント上がっていた。総合的には、母乳育児を1年間続けた子どものIQは、そうでない子どものIQを約4ポイント上回った。IQの平均が100前後であるだけにこれは有意な差だと思われる。

 

2. 2015年の、ロンドン大学のチームによる研究 「母乳でもミルクでもIQに差はない」
この研究結果は英医学専門誌ランセット(Lancet)に掲載された。この研究では、11,000名の双子たちが協力。母乳育ちの子と粉ミルク育ちの子に分け、早くからIQを測定した。その結果、2歳児の段階では母乳で育てられた女児のIQが少しだけ高いことが確認されたが、16歳までにはそうした差がなくなってしまうことも判明した。

 

3. 2015年の、ブラジル・ペロタス連邦大学のチームによる研究 「母乳飲ませた方がIQも収入も高くなる」
1982年に生まれた新生児に関するデータを分析。3493人の平均30歳の時点でのIQ(知能指数)テストの結果や学業成績、収入を母乳に関する情報と比較した。その結果、30歳の時点で、乳児期に1年以上母乳で育てられていた人は母乳育児期間が1か月未満だった人と比べて、IQが4ポイント高く教育を受けた期間が0.9年長かった。また収入は1か月あたり341ブラジルレアル(約1万3000円)多かった。

 

困っちゃうのは、研究によって結果が相反してるということだ。

なんでだよ!!!

というか、超超超重要な研究なんだから、結果がバラバラとか困るだろう!しかも人間の一生がかかってるのに!!!なぜ結論が出ないのか分からない。二つの液体について、優劣を比べるだけでしょう?もちろん比較するポイントは様々だけど、そんなの簡単に結果が出そうなものなのに。……こういうのに優先的にお金を出して、国で研究を進めてほしい。だって実際にどちらかの液体をメインで飲み続けることによって国民のIQが全て4ポイント上がるんなら、ものすごく費用対効果の高い研究だと思いませんか?

 

などとくさっていても、世の母親たちはどの研究結果を支持するか、自分で決めなくてはならない。しかも早急に。我が子の一生の責任を負って。……私はまだ育児歴わずか9ヶ月のぺーぺーだが、ここまで子育てをしてきて、こういう問題に幾度となくぶちあたった。つまり、「どちらがいいか決着がついていないんだけど、どちらかを決定して採用しなければならない。更に、その決断は人の一生や生死に関わる」問題。……そりゃ育児はストレスがたまるわけだ。悩んで頭がハゲる。

 

本筋に戻るが、私が採用したのは、2.のロンドン大学の研究結果、「母乳でもミルクでもIQに差はない」だ。理由は、比較的新しい研究であること。後続の研究は、前に行われた類似研究をふまえて成されているものだと思うから。そして、サンプル数が1万を超えて多かったこと。そして双子を比較するというのは、その他の因子、例えばその家庭の経済状況や考え方、母親の身体などの違いがなくなるので分かりやすい。そして何よりも、自分がその時点でミルクの導入を考えなければならなかった、という点だった。

 

先人たちはこうアドバイスしてくれる。「そのお母さんが選んだ方法が、ベストの方法なのよ。」 非常になぐさめられる。勇気づけられる。でも!本当は正解はあるはずだ!!科学的に!!!それを誰か立証してほしい!!!(叫び)

 

 

搾乳育児戦記 結果

私の戦の結果を端的にまとめると、乳頭混乱は克服できなかった。

しかし、6ヶ月完全母乳で授乳をすることに成功し、その後完全ミルクに切り替えた。

このblogのポイントは、「乳頭混乱しているのに、6ヶ月完母できた経緯」にある。

 

乳頭混乱を克服できなかった原因は2つ。

 

 Kokiは舌がうまく使えない子で、吸うのが難しかった。

これは、母乳外来で行った助産院で指摘されたこと。実際に授乳するところを見てもらって指摘を受けた。「乳頭混乱を克服できなかった」と書いたけど、実はKokiは直母を拒否せず、普通に吸えるところまでもっていくことができてたのだ。でも!吸ってくれる量が極端に少なかったのだ!!! 一番最高で多かった日が、奇跡の46ml。それ以外は、平均して10〜20ml。「80mlを超えたら、搾乳を与えるのをやめて全て直母に切り替えるといいね」と助産師さんにアドバイスを受けていたのだけど、夢の80mlは永遠に超えなかった。うまくいかなかった原因はもう1つある。

 

◆〇笋諒貽が出てくる乳腺?の刺激ポイントが、奥深くにあった。

これも、母乳外来で行った産婦人科で指摘されたこと。助産師さん曰く、「ははあ、私も同じだったんだけど、かなり深くくわえて赤ちゃんが上手じゃないと、出てこないパターンなのよね。色んなケースを見ていて、『そんな浅くくわえたんじゃ出てこないでしょう!』と思っても、この刺激ポイントが浅いところにあるお母さんの場合、くわえかたが浅くてもギュイギュイ吸えるのよね。でも深いおパターンは、乳輪全部くわえてダイソンぐらいの吸引力がないとダメ」。イメージでいうと、泉の中心部、ものすごく深いところを押さないと水が湧き出てこないのだ。

 

つまり、母の乳もなかなか出てこない構造で、吸うKokiの方もへたっぴ、というダブルの母子の組み合わせだったので、そりゃ量も増えないわな!という当然の結果だった。ちなみに、母乳は出なかったわけじゃなく、搾乳で120mlは出ていた。ものの記事によると、赤ちゃんに直接吸ってもらえる直母は、搾乳の1.5倍ぐらいいくという。だから、「このまま直母がうまくいけば、200mlとか余裕で飲んでくれるのかもしれない」とワクワクしていた。しかしやんぬるかな、赤子は決して20ml以上は飲まないのだ。「出てるけど飲まない。」 その原因は上に書いた2つである。

 

つまり言いたいのは、「どんなに乳を鍛えても、赤子を慣れさせても、直母に切り替えられないケースがある」ということである。今回、戦いの最中、助産師さんにものすごく励まされた。「体重が3kgを超えたら、体力がつくから吸えるようになるわよ」(その後)「体重が4kgを超えたら、体力がつくから吸えるようになるわよ。」(以下同じ)「続けることが大事」「いつかはうまくいく」そして、かの有名な『最強母乳外来』のSORANINさんもこう言っている。「3つの『あ』が大事。『あきらめない』『あせらない』」後の1つ忘れた! でも!! 克服できないケースもあるんです!!!! 根性論だけじゃ乗り越えられない場合もあるんだよ!!! それって事前に知っておくと大分違ったよな、と思うのだ。

搾乳育児戦記 仝彊

原因は明確明快で1つ。乳頭混乱を起こしたからだ。

 

Koki氏は、33週で超マイクロ未熟児、1263gで生まれた為、その後もしばらく2ヶ月間入院が必要だった。入院したのはNICU:Neonatal Intensive Care Unit:新生児特定集中治療室)というものものしい名前の部屋。つまり赤ちゃんの集中治療室だ。普通なら、生まれたそのすぐ後からお母さんが母乳を吸わせ、最初は戸惑ったり拒否したりしながらも赤ちゃんはおっぱいに慣れていくんだろうけど、Koki氏は集中的な治療が必要で、栄養は喉に直接細い管で入れていた。管が外れた後も、何しろ病院まで車で2時間かかる遠距離だ。つきっきりで授乳することは不可能なのでメインの栄養は哺乳瓶で摂っていて、Koki氏からすれば「おっぱい?何だそれ?」という状況であった。Koki氏がいたNICUでは母乳育児を推進していて、ある程度状況が落ち着いたら直接授乳の指導をされるのだが、もはやその段階ではKoki氏は哺乳瓶に慣れきっていて、「おっぱい?何かうまく吸えないし全然出てこないし嫌なんだけど」と拒否する「乳頭混乱」といわれる状態に陥っていたのだ。こんなワード、出産するまで全然知らなかった。私は国語の教師なので世の中の有る程度の語彙は網羅しているつもりだったが、世の中には知らない言葉がまだまだあるものだな。って当たり前か。専門用語だもんな。

 

最初は励ますオンリーだった看護師さんが後で口を割ったのは、このように何らかの事情でNICUに入院した赤ちゃんへの直接授乳は、お母さんは最初は頑張るものの次々と挫折していき、上手くいく例は本当に稀だそうだ。私はこの6カ月の奮闘を通して「さもありなん。」と思った。搾乳育児は母親にとって、特に出産後のHPが5ぐらいまで下がっているお母さんにとってかなりのハードタスクなので、かなりのメンタルがないと上手くいかない。さっさとミルク育児に切り替えた方が、赤子と母親双方の為になるだろう。

 

しかしながら、搾乳育児をするにあたって、ネット、書籍、色々な媒体から泣きながら情報を集めまくった私としては、あまりにも集約した情報が無いのに絶望していたので、これから搾乳育児をスタートする人の何らかの助けになれば、また自分の戦の記録としてこの文章を残しておきたいと思う。

 

 

玄の月

十二国記の新刊が、出た。十八年ぶりに。

新聞で新刊の広告を見た時、文庫で持っていたので「ハードカバーを購入するのはややためらわれる」としばらくの邂逅を断念していたら、何と文庫で出ていた。よくわからないけど、文庫ってハードカバーが売れたものが文庫にしてもらえる、というシステムなんじゃないの?違うの? とにかくも、書店の店頭で見て狂喜乱舞。搾乳育児エンドの今、そんなに読書に費やせる時間は無いんだけど、少しずつ大切に読んでいく。

岐路

という訳で、出産した。

 

感想?

一番大きいのは、自分の見ている世界がserialからparallelになったということだ。

 

自分が息をして、食事を摂り、排泄をする、そのラインのもう一つ向こうに、息子である彼の、息をして、食事を摂り、排泄をするラインが存在する。その両方を意識して2つのラインの上に生きるようになった。これは、今はそのラインを成り立たせているのが私だからそう感じるのか、それとも彼が大きくなり、自分自身でそのラインを生み出せるようになっても変わらないのか? 世界が透明に2つ重なっている。彼の目から見た世界を見ながら、自分だけに見える世界を歩いている。

no subject

波に乗り損ねた、と感じたことは、人生で一度だけある。

今その時の判断を振り返ってみても仕方が無いのだが、今の自分が悩んでいたその時の自分に会えるのならば、きっともっと良いアドバイスが出来ただろう。でもその時の判断があったからこそ、今回の波が来ている訳。自分の判断はいつも正しかったと思いたい。過去を振り返る時は特に。

 

来年度学年主任を打診されたけれど、引き受けるか迷っているという話である。勿論、学校といえどそこは組織だから特に私立だから拒否権は無いけれど、違う道を選択することも出来る。上手くいくかは分からないけれど。しかし、一方で模擬国連やキャリア教育などチャレンジしてみたいことも満載。たくさんの人に意見を聞いてみよう。

 

 

騎士団長殺し

私はアフターダーク以前の村上春樹しか好きではないので、巷に言うハルキストではない。でも新刊が出たら必ず買って読むようにしている。「騎士団長殺し」もその日に買って、次の日中に読み終えた。でも、5月の今になっても周囲に最後まで読み終えた人がいない。だから、感想を色々聞いてみたいのに、それが出来ない。誰か読み終えた人はいませんか・・・?

2017.4.

今年度は高3の担任になるので本当に楽しみ。進路指導等もそうだけれど、高3の教科担当を、レベルもコースも違う5クラス受け持てるというのは本当に幸運。また、今年1年が終われば、教師として中学1年から高3までの6年間全ての担任を経験したことになる。一貫したカリキュラムを立てられることになるのは経験として大きい。

 

 

2017

姪っ子のお年玉袋は、今年は折り紙で自作した。

編み物もクロスステッチもやる暇が無いので、せめて折り紙。

千代紙にもっと素敵な柄があるといいんだけどな。

 

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